今日の朝ごはんもホテルの部屋で取りました。昨日夕食後、アキマルさんに連れてっていただいた、最近出来たばかりのコンビニです。とはいってもここはサイパン。サークルＫとか、ファミマではありません。名前は【ひまわり】です。日本のお菓子や食材、手作りおにぎりやお惣菜、サンドウィッチが売ってます。各自好きなものを買っていただいたんですが、なぜか？スイカ1/4カットを買ってらっしゃる方もいましたね。旅先で見かける、日本では見ないコカ・コーラの種類や、ビールを飲みたくなるのは僕だけでしょうか？　あとサイパンの缶ジュースやビールの飲み口は、あまりキレイとはいいがたいので、拭いてから飲むことをオススメします。

グロット

今回リクエストの中で、サイパン沖にある島【テニアン】でのダイビングがありました。海も穏やかで、天気も良し。高まる期待を胸に港に到着。荷物を降ろし、準備を始めると・・・ボートのエンジンがかかりません・・・待つこと、数十分。急遽スケジュールを変更し、先にビーチダイビングへ。その間にボートが直ってることを願って、グロットへ行くことになりました。まずは、ダイビングの前に名物の階段を下りていきます。運動不足の人にはちょっぴりつらい階段です。でも、エントリーすると、そのつらさは吹っ飛んでしまうくらいの景色が目の前に広がります。まさに幻想的とはこのことで、何度潜っても感動します。

ホワイトチップシャーク、タテジマキンチャクダイ、ニシキヤッコ、ミスジアオイロウミウシ、キスジカンテンウミウシなどなど見ながら、外洋へ行こうとすると、以外に流れが速く、出る前にちょっと様子見。見上げるとになにやら白くて大きなものが流れてきて・・・ゴミでした。

その後結局、外洋に出るのは断念。残りの時間は、中で遊ぶことになりました。エキジット後はもちろん階段が待ってます。残念ですが避けて通れません。息を切らしながら、のんびり片付けているとき、アキマルさんがボートに連絡。修理完了！いざテニアンへ！

テニアングロット

テニアンまではボートで約1時間かかるため、お昼ご飯を食べに出かける余裕がなくなってしまいました。なので、港に行く前に、昨日夜に行ったコンビニ【ひまわり】に買出しです。他のダイビングショップさんより早く到着したため、準備した後、港で昼食となりました。全員集合して、エンジンがかかると『おおお～』と、言う声があがりました。そんなに感動するところではないんですが、まずは一安心。波もあまりなく、うたた寝気分で1時間。起きてボートの上から海を見ると真っ青ですっ！これぞ【マリアナブルー】ってやつですねっ！　ここも名前のとおり【グロット】なので、洞窟ポイントです。穴に入る前に、オレンジフィンアネモネフィッシュのペア。そのそばには、もうそろそろハッチアウトしそうな卵がありました。

穴のそばの根からは、先に入っていったダイバーの泡がたくさん出てきて、ちょっと面白い風景もみれます。穴をくぐって水底へいき、見上げると差し込む光がとってもキレイでした。ハタタテハゼいっぱい、ゴマチョウチョウウオ、カスミチョウチョウウオ、バラサカクレエビ、コシオリエビの仲間などなど。

穴の外側を通って浅いところに戻り、サンゴの中に住んでるベニゴンベ、オオアカホシサンゴガニ、アラメサンゴガニ、クロユリハゼなどなど楽しんで終了。

ダンプコーブ

ボートでの休憩のとき、アキマルさんが野生になってる？（人の家になってる？）パパイヤを切ってタッパーに入れて持ってきてくれました。甘くておいしかったです。ホントは午前中に食べる予定だったらしく、保冷剤の効き目も薄くなり、ちょっとぬるかったんですが。次はラストダイブ【ダンプコーブ】です。ここは第二次大戦終戦後、旧日本軍が戦車や弾薬を投棄した場所だそうで、その残骸がたくさんあります。エントリーすると、カメがいました。お食事に夢中で、結構近くまで寄らせてくれました。浅いところには、モンツキカエルウオやフタイロカエルウオがそこらじゅうにいます。じっくり撮ったり、観察できました。

弾薬もあるので、手にとって見ました。水中で触っても大丈夫なんですが、持ってかえって陸に揚げると、発火する場合もあり、持ち出しは厳禁です。最後に集合写真を撮って、今回のダイビング無事終了。

サイパンに帰る途中、虹が出てなんだか晴れやかな気分。港の近くでも虹が出てました。・・・ここで、またまた、港目前でボートがトラブル。今日は舵の効かなくなってしまいました。その後、でっかい棒が出てきて、なんと手動操作。そんなの積んでるんですね。なんというか・・・なかなか出来ない経験しました。まあ、物事プラス思考で行きましょうか。

ホテルに戻って、器材を洗って、いろいろとバタバタしましたので、今日はハッピーアワーはお預け。夕ご飯は、中華料理屋【ハピネス】に連れてっていただきました。満腹になった後、皆さん、お土産タイムです。