マブールツアー 4日目
ここマブールに遊びにくると、1日のスケジュールは『ダイビングして、コーヒー飲んで、おやつ食べてまた食べて、ダイビング・・・』これの繰り返し。毎日これが続きます。もちろん、今日も、朝早くからこのパターンは続きます。昨日までとちょっと違うのは天気。ツアーが始まってから、3日間続いていた好天がちょっと崩れました。お日様が出そうで出ない・・・スッキリしません。ただ、風はほとんどなく、波もないのが救いです。でも、ダイビングは最終日ですから、張り切ってダイビングしましょう!
マキポイント ~カパライ~
午前は、マブールで2ボートダイブ。今日のガイドはJayさん、昨日までのイタリアンの方々ではなく、フランスのご夫婦(陽気な奥様と、シャイな旦那様)とご一緒させていただきました。マブールの南側【ニューロブスターケイブ】に行ったんですが、流れが少しあるので、ポイント変更になりました。カパライのマキポイントでダイビングしました。天気はよくないんですが、昨日より透明度がよくなったような気がします。エントリーして傾斜を降りていくと、沈船がありました。ボチボチのサイズです。まわりの砂地には、ゴールドスペックジョーフィッシュいっぱい、黄色がキレイなギンガハゼがいました。
沈船をぐるっと回って先に進んでいきます。ミズタマサンゴの中にバブルコーラルシュリンプ、いまぜきさんが見つけた、シラナミイロウミウシ、ハダカハオコゼ(黄)、コナユキツバメガイなどなど、最後にはウミテングygも見ました。
そー言えば、フランス人のご夫婦、マクロなものをいろいろ見つけては、教えてくれました。外国の方々のイメージは『ウツボ大好き!沈船大好き!』っていう勝手なイメージがありましたが、マクロ好きもいるんだな~、と思いました。まあ、そりゃそうですね~、日本のダイバーがみんな、ハゼ好き、ウミウシ好きってわけでもありませんから・・・。
オールドハウスリーフ ~マブール~
2本目もマブールの南側【ニューロブスターケイブ】目指したものの、流れがあり、移動。北側のオールドハウスリーフでダイビング。水上コテージからすぐそばで『泳げるんちゃう?』ってくらい近いです。でも、ダイブセンターからはちょっと泳げない距離です。エントリーして最初にニシキフウライウオ登場。ペアでいなくってちょっとさびしそう?です。なんだか久しぶりに見たような気がします。ゾウゲイロウミウシとカグヤヒメウミウシがいっぱいいます。この2つは実は同種だそうなんですが、そう見えない。2つともキレイなウミウシですね~
アンナイボウミウシ、イソギンチャクエビ、アンボンクリノイドシュリンプ、ウミシダヤドリエビ、ツバメウオ、カクレクマノミ、ネッタイミノカサゴygなどなど。午後はシパダンなので、これで、マブールでのボートダイブは終了。南側に行けなかったのが少々残念。次まで、お預けです。
スタッグホーンクレスト ~シパダン~
いよいよ最後のボートダイブ。ガイドのJayさんに『どこがいいですか?』と聞かれ、『ギンガメアジ見たいです』って答えたので、【スタッグホーンクレスト】になりました。小雨もパラパラと降っていて、空は相変わらずスッキリしません。ボート上は、ちょっと肌寒く感じます。水中の方が暖かいかも・・・到着して、Jayさんが、カレントチェック。流れてるとのこと。期待しちゃいます。エントリーして・・・結構流れてます。透明度も昨日よりはいいかな? ウメイロモドキの群れが目の前を過ぎていきます。すこーし流されていくと、すぐ出ました!ギンガメアジの大群!大当たり!大迫力でした!カメラを構えるのも面倒なくらい流れて、おまけにそんなに水もきれいじゃないので、あんまりいいカットは撮れませんでした・・・言い訳がましいですが・・・そんなことより実際大きな群れが見れて良かった~、皆さんに喜んでいただけたようです。
ギンガメアジのところも通り過ぎ、流れもゆるくなり、後半は比較的のんびり潜れました。ウミシダヤドリエビ、ハナビラクマノミ、ロクセンヤッコ、ホワイトチップシャークなどなど、終了間際にはハダカハオコゼ(白)を見て浮上。ドリフトダイブ満喫いたしました。これで、ボートダイブはすべて終了しました。
本日の”パラダイス” ~マブール~
朝からあまりよくなかった天気も、最後のシパダンから帰ってきた頃には、雨も上がりました。もちろん今日もビーチダイビングしました。まあ、ホントよく潜ってます。今日は早朝に1本潜りました。つまり、今日も5:30起きです。ホワイトチップアネモネフィッシュを見に行くと、イソギンチャクの影にアカホシカニダマシが隠れてたり、サビウツボ、ミドリリュウグウウミウシ、リュウグウウミウシ、ゴールドスペックジョーフィッシュ、ミナミギンポなどなど。
ボートダイブ終了後、ホントに最後のビーチダイビングに行きました。なぜだかふと『オドリハゼが見たい』と思いつき、探しながらダイビング。チョウチョウコショウダイygは相変わらすかわいくフリフリしてました。見上げるとホソフエダイの群れもいます。ニシキテグリもゴソゴソと活動を開始してました。
ようやく最後に、おおおーっ!オドリハゼ発見!1cmくらいの小さい固体でした。カメラを近づけるとすぐ隠れてしまう臆病でした。しばらく待ってるとまた出てきたんですが『ここはこちらが大人にならねば』と思い遠くから、こっそり観察。最後にまたまたいいやつに会えたね~って感じですべてのダイビングが終了しました。
器材を洗って、ベランダに干して、朝まで放置・・・後はパッキングを残すのみ。最後の晩餐も、お供はタイガーでしょっ!
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