エアー消費量

ダイビングでのエアー消費量とは、1分間に消費する空気量のことを指す。単位はリットル/分となる。

エアー消費量の計算式は、以下の通り。
エア消費量＝（ダイビング開始前圧力-終了時圧力）×シリンダー容量（リットル）÷（平均深度÷10+1）÷潜水時間（分）

例えば、ダイビング開始前200気圧、終了時80気圧、10リットルのシリンダー、平均深度が12.5m、潜水時間45分の場合は
（200-80）×10÷（12.5÷10+1）÷45＝約11.85
エアー消費量11.85リットル/分

エアー消費量が減ると、無駄な動きが減って、ダイビングスキルが上がってきていることの一つの指標にはなるが、呼吸をこらえるなどしてエアー消費量をやみくもに減らすことに重点を置いてはならない。

ダイビングコンディションは、ダイビングごとに変わるものであり、流れがあるダイビングでは当然エアー消費量は増える。
肺の大きい、男性ダイバーもエアー消費量は多くなる。